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網点について

2022.6.29

イラストや写真の印刷物を虫眼鏡やルーペで拡大すると、無数の小さい点(ドット)の集合体であることが分かります。この点(ドット)の事を網点といいます。オフセット印刷や活版印刷では、網点の面積によって濃淡を表現します。暗い・濃い部分は、大きい網点を使い、明るい・淡い部分は、小さい網点を使い、それらを組合せることでイラストや写真を表現します。網点のパーセンテージは、網点とそうでないか所の面積率で表します。網点が20%の場合は、黒い点部分の面積が20%になります。

モアレについて、2つ以上の規則正しく並べた網点が重なりあった時に、別の規則的な模様ができることをモアレといいます。重なり合う角度が15度以下になると目立ちやすくなります。また、モアレは、網点だけでなく、線や幾何学模様でも起こります。

また、伝票印刷では、品名や金額欄の項目箇所に網点を使用する場合があります。その場合には、網点の濃度10%を基準に作成しています。濃度を20%位に文字を載せると文字が読みにくい場合があります。

 

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